長野情報

遊びに来る孫のためのチャイルドシートが必要なら交通安全協会へ相談しよう!

困りごと

もう所帯を持った子供たちが久々に家族で帰ってくる。
駅まで迎えに行くのはいいのだけれど、チャイルドシートがない?

短距離だからチャイルドシートが無くても大丈夫?
いえいえ!短距離でも絶対に必要です。

でも子供たちは新幹線で帰って来るし、かといって自宅にはチャイルドシートがないし・・・

解決策は交通安全協会

こんなときには長野県交通安全協会に相談を。
実は会員向けサービスの一環として、チャイルドシートを無料で2週間まで貸し出ししてくれるのです。

しょっちゅう里帰りしている人なら買ってもいいのですが、数年に1度しか使わないような場合には
こうしたサービスを使ってみるのはいかがでしょうか。

幾つか条件がありますが、一番の問題点は貸し出し・返却については
「長野の免許センター」または「塩尻の免許センター」に行かないといけないこと。
宅急便などの送付は行っていませんので要注意です。

実際に相談してみた

友人家族が長野に遊びに来ることになり、赤ちゃんもいたのでチャイルドシートが必要になりました。
ということで金曜日に連絡してみました。

よぎ「来週の月曜日に使いたいのですが、あと私は数年前に移住してきたので交通安全協会に入会していないんですが…」
安協「基本的にはご家族で使うことを目的としたサービスなので、ご友人では…。でもちょっと内部で検討させてください」

数十分後折り返しの電話で
安協「今回は余裕があるので、お貸しします。月曜に安全協会の入会手続きもよろしくお願いします」
ということで借りることができました!

当日入会も可能

友人家族は1時過ぎの新幹線で長野着だったので、午前中に篠ノ井にある「北信免許センター」へ。
カウンターで「安全協会のチャイルドシートを借りに来ました」と伝えて手続き開始。

まずは交通安全協会への入会。
免許更新の時に入会するパターンがほとんどだと思いますが、
私のように県外から移住してきた人は入会するタイミングがありませんでした。

運転免許証の残りの有効期間により金額が異なります。

・1年未満の方        500円
・1年以上2年未満の方  1,000円
・2年以上3年未満の方  1,400円
・3年以上4年未満の方  1,700円
・4年以上5年未満の方  2,000円

丁度今年更新なので500円で入会できました。

最新式のISOFIX

手続きを終えて案内していただいたのはチャイルドシートの倉庫。
目視では3~4台在庫があった感じです。

安協「車は新しいものですか?」
よぎ「はい、現行のシエンタなんで新しいと思います」

そして貸していただいたのは「ISOFIX」式。
私も初めて聞いたのですが、最新式のシエンタもISOFIX対応になっていて、よく見たら座席の部分に「ISOFIX」のタグがありました。

ISOFIX(アイソフィックス)は、チャイルドシートの安全かつ簡便な取り付けを目的とした国際標準規格(ISO 13216)です。車両の座席に設けられた金属製の固定アンカーに、チャイルドシートのコネクターを直接接続する方式で、従来のシートベルト固定に比べ、取り付けミスを減らし、衝突時の安定性を向上させます。ISOFIX対応チャイルドシートは、車種ごとの適合確認が必要で、トップテザーやサポートレッグを併用する場合もあります。日本では2012年7月以降の新車にISOFIXアンカー搭載が義務化されており、乳幼児の安全確保に大きく貢献しています。

もう10年以上前からあった規格なのですね。
昔のシートベルトだけの形と比べて、とってもしっかり固定されているように感じました。

キチンとビニールに包まれていて清潔感もあり、においも全くありませんでした。
そして長野駅に行って友人家族をお迎えし我が家でひと時を過ごしました。
そして翌日の午前中に安全協会で返却し、全く問題ありませんでした。

ユーザーのためになるサービス

正直、ネット上では安全協会に対してはネガティブな見方が多いように思います。
しかし長野県交通安全協会の場合には、このようなサービスがあることがビックリでした。

長野市内の場合では、大豆島にあるレントオールさんでも借りることができます。
http://rentall-nagano.com/baby/b-002/
安全協会の場合、あくまでも会員向けサービスなので柔軟性に欠ける面はあると思います。
こうした民間企業のほうが使い勝手がいいと判断する方もいるはずです。

ただ、こんなサービスを提供してくれるのであれば、次の免許更新の時にも5年2000円を払って入会しようと思っています。