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自動車保険を選ぶには「事故対応」をチェック!

自動車事故に備えた保険加入

我が家の自動車保険は毎年会社を変えていますが、
それにはきちんとした理由があり、
自分と家族を守るために毎年選んでいます。

この記事では、保険選びで一番のポイントである
「事故対応」がいい保険会社の選び方を紹介しています。

お金がないからこそ保険に入る

有名な話ですが、タクシー会社や物流業など
社有車を多数保有している企業では任意保険に加入していません。

保険に入らなくても自社の資産から損害賠償金を
支払う方が結果としてコストを抑えられるからです。

しかしほとんどの家庭では事故の損害賠償を
自分の財産だけで支払うというのは現実的ではないでしょう。

保険の本質は「自分で払えないお金を払ってもらう」です。
だから「事故対応」がきちんと出来ない保険に意味はありません。

事故対応が良い保険会社を探すには?

しかしながら、人生の中でもそう何度も事故を起こすわけではないので、
もしもの時に頼りになる保険会社を探すのは大変です。
結局、親族や友人のクチコミ頼みになったとしても、
信ぴょう性がイマイチなのは否めません。

事故対応の信頼できるレポート

こういう時に我が家が活用しているのが、
J.D.パワーの「自動車保険事故対応満足度調査」

アメリカの市場調査会社のJDパワーが
毎年発表している調査レポートです。

毎年7月に発表されるので、
この記事を書いている時点での最新レポートが
2018年7月に発表されたものです。

JDパワーのレポートの信ぴょう性

まず、アンケート総数が4635人。
しかも、過去2年以内に保険会社に「保険金請求」をした人なので、
実際に事故の対応をしてもらった人の声なので、
信ぴょう性はばっちりです。

調査項目としては、
「保険金支払」「事故対応担当者」「事故受付体制」
「調査/認定結果」「修理サービス」
「代車/レンタカーサービス」の6つのファクター(要素)について
質問して満足したかどうかを数値化しています。

2018年の結果は?

さて、このレポートの結果をご紹介します。

第1位はソニー損保で1000点満点で736点獲得。

「調査/認定結果」「修理サービス」
「代車/レンタカーサービス」「保険金支払」でトップ評価を獲得。

第2位は東京海上日動が(723ポイント)、第3位はAIG損保で706ポイント。
業界平均で695点となっています。

安いという事は「本当に満足?」

実はJDパワーでは類似した調査として「新規契約満足度調査」という
新規加入の時のアンケートもあります。

ダイレクト系を見ると、第3位にSBI損保が入っています。
しかしながら、自動車保険事故対応満足度調査のランキングでは
最下位になっています。

つまり、「保険料は安いが、事故が起きた時には心もとない」という
推測が出来るわけです。



保険料とのバランス

我が家の場合、これまで入っていたチューリッヒが
事故対応で業界平均以下に転落してしまったので
乗り換えを決意しました。

(2017年ではチューリッヒはトップだったのに!)

順当に考えればソニー損保一択なのですが、
算出保険料がちょっと予算に合わず、
今年は事故対応でほぼ業界平均のセゾン自動車保険に。

実は「人身傷害を無制限」にすると
ソニー損保は保険料が大幅に上がってしまうのです。

(対人・対物は当然無制限です。ここで書いているのは人身傷害です)

※この大切さは多くの方が知らない点なので、
また今度記事にしますね。