アメリカや韓国ではすでに導入されていた「エグゼクティブ会員制度」が今日、9月2日から日本でも入会できるようになりました!
エグゼクティブ会員のメリットは?
一番のウリは、「購入額の2パーセントポイント還元」です。
すでにコストコではマスターカードと提携した「コストコグローバルカード」というクレジットカードが導入されています。こちらはコストコの買い物の1.5%(コストコ以外の普通のお買い物は1%)のポイントがバックされます。
今回のエグゼクティブ会員は、クレカではなく、新しい会員制度です。
・ビジネスメンバー(自営業・中小企業向け)3850円+税
・ゴールドスターメンバー(一般向け)4400円+税
ここに
・エグゼクティブメンバーが追加されます。
でも年会費もその分高い
エグゼクティブ会員の年会費は9000円+税です。
実は導入されているアメリカなどの年会費も、一般会員の約2倍となっています。
こちら、通常のビジネス/ゴールドスターメンバーからアップグレードするときには、月割りの料金となります。

コストコHPから引用させていただきましたが、注目したいポイントは更新月までの残月数が2カ月と1か月の人です。
この人は次年度エグゼクティブ会員となると差額ゼロで最大14カ月エグゼクティブ会員となることが出来ます。
お得になる購入金額はいくら?
こちらの2パーセントポイント還元は、コストコグローバルカードと併用可能です。
今回は通常のゴールドスターメンバーとの差額、5060円(消費税10パーセント計算)で考えましょう。
(※申込は2019年9月2日から始まりましたので、10月1日までは8パーセントです)
だって、普段の年会費分はお買い物とかで十分メリットありますからね。
なのでこの記事では、「エグゼクティブ会員になるメリットの有無を考えます」

年額28万弱お買い物すれば払った差額分はペイできるよ、という事です。
金額を聞いてびっくりされた方もいるかもしれません。
でも、2週間に1回・コストコで1万円くらいのお買い物をすればそれで24万円。
コストコフリークの方なら結構クリアできそうな条件ではないでしょうか。
気を付けたいポイントは年間の購入金額計算には消費税分は含まれません。
なので、10パーセント税込みで27万8300円購入すると5060ポイントが戻ります。
ちょっと待った!急いで入会すると損になるパターンもある!
慌てて今日エグゼクティブ会員になろうとした方!
ちょっとだけお待ちください。
上の計算は「1年間28万円」という事なのですが、
1年間とはいつからいつまでなのでしょうか?
コストコ公式ウェブサイトを見るとこうあります。
エグゼクティブリワードの計算はアップグレード年会費を支払い、エグゼクティブ会員にアップグレードされた日から、その年の12月31日までの購入分が対象となります。エグゼクティブリワードは翌年2月にプライマリー会員の会員証に付与されます。
出典:https://www.costco.co.jp/Executive#calcOfReward
つまり、例えば9月に入会した場合、12月31日までは計算上不利になるかもしれません。
上記で、ゴールドスターメンバーとの差額がありましたので、ご自身の会員の入会月とその差額を計算してみてください。
人によって変わってくるようです。
例1:10月入会月の会員が9月2日に申込する。
エグゼクティブ会員へのアップグレードは差額ゼロ。9月から12月31日までに8万円買い物したら、2020年2月に1600ポイントバック。
例2;6月入会月の会員が9月2日に申込する。
エグゼクティブ会員へのアップグレードは9カ月なので3465円+消費税8パーセントで3,742円必要。9月~12月まで8万円買い物したら、2020年2月に1600ポイントバックなのでマイナス2,142円。
ご承知の通り、大きな買い物をすれば計算は変わってきますが、必ずしも急いで入会するのが得策ではない場合もあります。
救済策としてのオリジナルクーラーバックプレゼント
コストコも上記の懸念は分かっているのでしょう、暦年計算が不利になる今年いっぱいは、特別なキャンペーンを出しています。
(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000048375.html コストコのプレスリリースより)
12月31日までにエグゼクティブ会員になると、入会特典「エグゼクティブ会員限定特別クーラーバッグ」をもれなくプレゼントとのことでした。こちらのバッグが貰えるなら・・という人も結構いそうな気がします。レアものですしね。
クーラーバッグと新しい会員証は魅力
別のメリットとして、会員証が新しくなるので、写真を変えられるということも挙げられます。
特製クーラーバックで「他人と差をつける」のもありでしょう。
ポイントバック上限は年間10万円とのことでした。
つまり、年間500万円買い物すると2パーセントで10万円。これが800万円買い物しても16万円にはなりませんよ、というお話です。
また、買い物の額には年会費や廃タイヤ処分料、フードコートは含まれません。
意外なポイントとして調剤薬局やアルコール(みりんも含む)は1パーセント還元ですのでお気を付けください。
自分がいくら購入したかをチェックするページも準備されているようです。
(https://executive.costco.co.jp/)
いずれにしても持っているだけで自慢したくなるコストコ・エグゼクティブ会員でした。